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目を開けると見慣れない天井。
"そっか昨日……"
隣には、愛しい人。
あどけない寝顔を見つめてると
パチッ⭐︎
「……おぁよ」
いつもより低い声。
ギュッと抱き寄せられると、おでこに唇が触れた。
「ごめんな、これ」
胸元に散りばめられた朱は
康二に愛された証___
「ほんまに大好き…」
唇と唇が重なる。
「……んッ…ふ…」
舌と舌が絡み合って
「はぁ…」
逃げても逃げても追いかけてくる
「あかんてそんな顔したら…」
「……らって……//」
惚けたような顔
たまらなくなる…
「ちゃんとつかまっとって」
「うん…」
しがみつくよう必死で応えようとしてるのが可愛くて愛おしくて
「ほんまにあかん……」
.
このままずっと一緒にいたい
離れたくない…
.
.
そう思ったのに
.
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作者名:ミズ | 作成日時:2024年3月24日 19時